[見所紹介]特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」2021年春に

特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」2021年春開催予定

 2021年春開催予定の東京国立博物館で特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」。誰もが知っている日本絵画史上もっとも有名な作品のひとつといえる、国宝「鳥獣戯画」を、本展では甲・乙・丙・丁全4巻の全場面を会期を通じて一挙公開。また「動く歩道」の導入による新しい鑑賞体験も話題を呼びそうです。

2020年5月29日追記:

 本展は当初2020年7月14日(火)から8月30日(日)までの開催を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、会期が変更されました。延期後の詳しい会期や関連イベントなどの予定については、あらためて展覧会公式サイトおよび東京国立博物館ウェブサイトなどでアナウンスされるとのことです。

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  • リソース:特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」広報事務局さま

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見どころ紹介

第1章 国宝 鳥獣戯画の全て

 本展では史上初、展覧会全期間にわたり、国宝全4巻の全場面を一挙公開。甲・乙・丙・丁の各巻を見比べることで、それぞれの個性の違いを楽しめます。

国宝 鳥獣戯画 甲巻

国宝 鳥獣戯画 乙巻

国宝 鳥獣戯画 丙巻

国宝 鳥獣戯画 丁巻

全く新しい鑑賞体験-「動く歩道」登場

動く歩道のイメージ
記者発表会にて編集部撮影

 展覧会史上初の試みとして、国宝「鳥獣戯画 甲巻」の鑑賞に「動く歩道」を導入。この「動く歩道」は、空港や駅などに設置されているものと同基準の仕様で本展覧会のために製造されます。本来は巻き広げながら鑑賞される、動画的な媒体である絵巻の、あるべき姿に近い形での鑑賞体験が可能となります。

第2章 鳥獣戯画の断簡と模本 -失われた場面の復原-

 「鳥獣戯画」には伝来の過程で本来の巻物から別れ、一場面ごとの掛け軸になった断簡(だんかん)が確認されており、本展では、国宝「鳥獣戯画」全巻と合わせてこれらの断簡も展示されます。また、「鳥獣戯画」には失われた場面がいくつかあることが判明していますが、模本作品にこうした場面が写し留められています。
 これら断簡、模本もあわせ、かつて存在していた<鳥獣戯画の全て>を見ることができます。

第3章 明恵上人(みょうえしょうにん)と高山寺

 「鳥獣戯画」の伝わった。京都の古刹(こさつ)、高山寺は鎌倉時代に明恵上人が再興しました。寺内でも一般公開されていない秘仏、重要文化財「明恵上人坐像」など高山寺の選りすぐり名宝が公開されます。



開催概要

  • 展覧会名:特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」
  • 会期:2021年春開催予定
  • 会場:東京国立博物館 平成館

展覧会公式サイト

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