[会期終了]【行ってきた】特別展「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」

※会期終了にともない、一部画像の掲載を終了しました。

特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」(東京国立博物館)展示風景
一般非公開の仁和寺観音堂内部を再現した展示室と実際に安置されている仏像33体の展示風景(こちらのコーナーは撮影がOK!)

特別展「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」報道内覧会

東京国立博物館 平成館にて特別展「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」が1月16日より開催されています。御室桜で有名な京都・仁和寺の名宝をはじめ、全国の御室派寺院より秘仏・本尊など計174件もの寺宝が一堂に集結するこの展覧会を一般公開に先立って取材してきましたので、一足先に展示の見所や会場の様子をご紹介いたします!

展示会場の入り口

– 1月16日17時 開会式典での写真を追加
– 1月18日12時 キャプションの修正追加、また一般のお客様も撮影OKのコーナーについて補足を追加



見所まとめ版

  • 秘仏、本尊など彫刻66体、計174体の名宝が一挙に集結!!
  • 空海直筆「三十帖冊子」が展覧会史上全帖公開!!(1/16〜1/28の期間限定)

全国御室派寺院の秘仏8体が東京国立博物館に

  • 国宝「十一面観音菩薩立像」(大阪・道明寺)
  • 重文「如意輪観音菩薩坐像」(兵庫・神呪寺)
  • 重文「千手観音菩薩坐像」(徳島・雲辺寺)
  • 重文「不動明王立像」(徳島・雲辺寺)
  • 重文「毘沙門天立像」(徳島・雲辺寺)
  • 重文「馬頭観音菩薩坐像」(福井・中山寺)
  • 国宝「千手観音菩薩坐像」(大阪・葛井寺)展示期間:2月14日〜3月11日
  • 国宝「薬師如来坐像」(京都・仁和寺)展示期間:2月14日〜3月11日


そしてこれが2回いくべき理由!

国宝「三十帖冊子」の全帖公開は開催日の1月16日(火)から28日(日)までの二週間限定です。そして国宝「千手観音菩薩坐像」(大阪・葛井寺)と国宝「薬師如来坐像」(京都・仁和寺)は2月14日(水)からの公開となります。

  • 国宝「三十帖冊子」
    2014年に修理が完了した、弘法大師・空海ゆかりの国宝であり、全帖公開は展覧会史上初となります。

     

  • 国宝「千手観音菩薩坐像」「薬師如来坐像」

国宝「千手観音菩薩坐像」(大阪・葛井寺)は江戸時代の出開帳以来、初めて東京で展示されます。また、国宝「薬師如来坐像」(京都・仁和寺)は仁和寺非公開の秘仏で、国宝に指定されている中で最小の仏像です。

さらに国宝「両界曼荼羅」(奈良・子島寺)も前後期で「胎蔵界」と「金剛界」の入れ替えがあるなど、他にも展示入れ替えが行われます。

国宝 「両界曼荼羅」(子島曼荼羅) 平安時代 10〜11世紀 奈良・子島寺蔵
胎蔵界 1/16(火)〜2/12(月・休)  金剛界 2/14(水)〜3/11(日)

可能な限り全てを観たいですよね。なので1月中に1回、2月の中旬以降でもう一回の2回以上の観覧をオススメします。

国宝 公開の日程
国宝「三十帖冊子」全帖公開 1月16日(火)〜1月28日(日)
国宝「千手観音菩薩坐像」
(大阪・葛井寺)
2月14日(水)より公開
国宝「薬師如来坐像」
(京都・仁和寺)
同上
参考までに

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2020年6月10日

次のページより特別展「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」展示の様子を一足先にご紹介します。

展示風景

会場内の写真

1月15日の開会式には高円宮久子殿下、小泉純一郎前内閣総理大臣も出席。

会場内は写真撮影禁止(一部撮影可能な場所があります)ですが、報道向け内覧会で撮影させていただいた写真を使い、展示会場の様子をお伝えしていきます!

関連
展示の構成や展覧会の詳細について、プレスリリースをもとに詳しくまとめた記事です。

非常に大勢の報道陣が集まり、展覧会に対する注目と期待度の高さがうかがわれます。

展示風景

国宝「三十帖冊子」全帖公開のセクション

弘法大師が唐に渡った際に書写して日本に持ち帰ってきた国宝「三十帖冊子」、全帖を一堂に観られるのは会期中の1月16日(火)〜1月28日(日)のみです。弘法大師の直筆の書を観覧出来ます。

この後、一般非公開の仁和寺観音堂内部を再現した展示室と、実際に安置されている仏像33体の展示などをご紹介します。

仁和寺の観音堂を再現

一般には非公開で、現在改修工事中の仁和寺の観音堂を展示室に特別再現したものです。壁画も最先端の技術により撮影された高精細画像で再現されています。

補足
こちらのコーナーは一般のお客様も撮影が可能です。

重要文化財「五智如来坐像」 平安時代・12世紀 大阪・金剛寺蔵

展示風景をご紹介します。そして、実物を肉眼で観るのとネットの写真でながめるのでは、雲泥の差があります。ぜひぜひ、本物を見ていただきたいなと思います。

国宝「阿弥陀如来坐像および両脇侍立像」 平安時代・仁和4年(888)
京都・仁和寺蔵

 

(左)重要文化財「深沙大将立像」 平安時代・11世紀 福井・明通寺蔵
(右)重要文化財「降三世明王立像」 平安時代・11世紀 福井・明通寺蔵

 

重要文化財「不動明王坐像」 平安時代・11世紀 広島・大聖院蔵

 

重要文化財「千手観音菩薩坐像」 平安時代・10世紀 香川・屋島寺蔵

 

重要文化財「千手観音菩薩坐像」 平安時代・10世紀 香川・屋島寺蔵

特別展「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」

項目 内容
会期 2018年1月16日(火)〜3月11日(日)
※ 会期中展示替アリ
会場 東京国立博物館 平成館(東京・上野公園)
開館時間 午前9時30分から午後5時
※ 金曜・土曜は午後9時まで(入館は閉館の30分前まで。)
休館日 毎週月曜日
2月12日(月休)は開館、2月13日(火)は休館
主催 東京国立博物館
真言宗御室派総本山仁和寺
読売新聞社
特別協力 仁和会
協力 サビア
協賛 光村印刷
問合 03-5777-8600(ハローダイヤル)

東京国立博物館 平成館へのアクセス

  • 東京国立博物館 平成館
  • 〒110- 8712 東京都台東区上野公園13-9

感想や混雑の予想など

33体もの仏像が勢揃いする仁和寺・観音堂の再現展示は圧巻で、私も含めて、仕事を完全に放棄してしばし見入っている方も大勢…。時代が変わっても、仏様というのは日本人の心の中にちゃんといらっしゃるのですね。

東京国立博物館の2018年の最初の特別展ということもありますが、内覧会への人の多さ、報道陣の参加数から予想するに、相当な混雑が予想されるのではと思いました。できれば平日の早い時間帯に2回以上に分けて…が理想ではありますが、なかなか難しいと思いますので、少しでも興味をもった方のプランニングの参考になれば幸いです。

(取材協力:東京国立博物館様、特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」 広報事務局様)

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